2017-02-03

Vue.js 2.0 を使ってみた9つの感想

これまで、ウェブサイト開発にはメインで Bootstrp(つまり jQuery) を利用していたので、最近よく聞くようになった React、Angular、それから今回感想を書く Vue.js は敬遠していました。
なぜなら、コードがどこかで衝突するんじゃないかと敬遠していたからです。

ただ、最近の盛り上がりを見るとそうもいっていられないな、と思い今回メインとして Vue 2.0 を試してみましたのでその感想をまとめておきたいと思います。



1.速い!!

とにかく初めて Vue を使ったときに感じたのが「速い!」でした。
元々 jQuery でも遅いとは感じたことはなかったのですが、Vue はさらに快適なリアクションをしてくると感じました。
特にループでコンテンツを量産する場合では速いですね。


2.簡単!

フレームワークなりプログラミング言語なり、新しいものを採用するときにどうしても避けられないのが「学習コスト」です。
みんながいいと言ってるから便利なのは間違いないんだろうけど、一から勉強するには時間がかかってしまうのはときに大きなハードルになります。

でも、Vue ならそんな心配は不要だと思います。
正直私も一連の YouTube 動画を見ただけですぐに使いはじめることができました。

※ちなみに以下が YouTube 動画のリスト(英語)です。

動画の一覧


3.メンテナンスがしやすい

書いたコードが jQuery よりもすっきりするのでメンテナンスもしやすいですね。


4.サーバーからのサイズが(少しだけ)減る

通常 PHP などでコンテンツを作成すると フルに HTML を作成する必要があるため、ループする内容が多いときなどは特にページのサイズが大きくなってしまいます。

でも、Vue を利用するとループする部分は実際にページを見る PC やスマートフォンで作成してくれるのでサイズが比較的少なくなり、これも速さに貢献できる部分だと思います。

最近のスマートフォンはハイスペックになってきているので時代にも合っているんじゃないでしょうか。


5.jQuery との衝突がなかった

まだそこまで Vue での開発経験があるわけではないので、今後何か問題がおこる可能性はありますが、今のところ全く衝突はありませんでした。

実際に開発した例では bootstrap を利用していたので Ajax 部分や タブの切り替えなどは jQuery を利用していましたが快適に開発を進めることができました。


6.デザイナーさんにもわかりやすい

例えば、Vue を使って画像データのバインディングをする場合は

<img :src="{{ url }}">
という風に通常の HTML と同じようにパッと見ただけでわかりやすい書き方になっています。
おそらくデザイナーさんにもわかりやすいので使いやすいんじゃないでしょうか。


7.単体で動く

以前 React を使ったことがあり React もいいなとは思っていたのですが、書き始めるまでにBabel を用意するなどの必要がありました(今は違う?)。でも Vue は単体でシンプルに動きますし、cdn も用意されているのでとても簡単に開発を始められます。


8.Laravel に採用されている

まだ実際には使ってはいませんが Laravel には Vue Component という機能があり、より Vue との統合がしやすくなっています。
私は Laravel Lover ですのでここもプラス要素ですね。


9.日本語のドキュメントも用意されている

やっぱり複雑なことを学ぶには母国語が一番です。


 【結論】

とても Vue は便利で使いやすいです。
ですので、今後の開発でも積極的に利用したいと思いました。

また、バージョンがまだ2ということなので、今後開発が進むと、より便利な機能が追加されるかもしれません。

みなさんも興味があったらぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
ではではー!


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