とんでもなく前回の投稿から時間が開いてしまいました。
もちろんいろんな開発をしていると「お!これはブログにのっけようかな。」というアイデアも浮かぶのですが、なかなか実行には移すのは難しいものですね。
さてさて、というわけで今回はそんな重い腰をあげ、私の大好きなOS「Ubuntu(14.04)」内でInternet Explore 11 を起動し、ローカル環境のサイトへアクセスする方法を備忘録的にお届けしたいと思います。
最終結論: Microsoftさん心からありがとう!(詳しくないけど社長が交代したからこんないいものがでてきたのかな?)
【前提条件】
Ubuntu に VirtualBox がインストールされていること。(Oracleにも感謝^^)
では、まずModern.ie に必要となるファイルを以下のサイトからダウンロードしましょう。
https://www.modern.ie/ja-jp
【ダウンロード方法】
※注:ダウンロードするファイルの容量はバカでかいので注意が必要です。私はパーティションの関係上いろいろなファイルを消す羽目になりました(汗)
1.ではまず、「仮想マシン」をクリックします。
2.画面下のバーチャルマシンを選びましょう(私の場合はWindows 7 の IE 11です。)
3.次にプラットフォームです。Linux用を選びましょう。
4.手順が楽なので、一番上の single-file を選んでダウンロードを実行します。
先ほど書きましたがダウンロードは時間がかかると思います。
気長に待ちましょう。
・・・
さぁ、ダウンロード が完了したら解凍して、「IE11 - Win7.ova」というファイルを取り出します。
では次からはVirtualBox へこのファイルをインポートする手順を紹介しましょう。(簡単ですけど)
【VirtualBox へのインポート】
1.VirtualBoxを起動します。
2.仮想アプライアンスのインポートをクリックし、先ほどの 「IE11 - Win7.ova」を選択すると自動で開始されます。
※私の場合その他の設定はデフォルトで実行しました。
以上でインポートは完了です。
次は実際に起動をしましょう。
VirtualBox に IE11 - Win7と表示されているのでそこからWindowsを起動します。
ほんの少し時間はかかりますが・・・
はい。Ubuntu内で Windows 7 が起動しました!
ではここからは、このWindows 7内のIE 11 から起動元であるUbuntuのローカルホストを表示する方法をご紹介します。
【ローカルホスト参照する方法】
1.スタートメニューから Command Prompt(コマンドプロンプト)を実行します。
2.「ipconfig」と入力しエンターキーを押すといろいろな情報が表示されるので、その中にある「Default Gateway」の横に表示されている文字列を覚えておきましょう。(以下の例では 10.0.2.2です。)
3.では次に host 情報を変更するためにNotepad を開きます。(スタートメニューから 「Notepad」で出てきます)。
※この時通常どおり起動すると権限の関係から保存ができませんので、以下のように右クリックして「Run as administrator」から起動します。つまり管理者権限で実行するということですね。
4.Windows がOKかどうか尋ねてくるので、Yesをクリックしましょう。
5.ではやっと host ファイルの変更です。Notepadの「File」→「Open」をクリック。
その中から「C\Windows\System32\drivers\etc」のフォルダにある 「hosts」というファイルを開きましょう。
※もしこのフォルダに何も表示されない場合は、右下にあるドロップボックスの「All Files」を選択してください。
6.次に host ファイルの設定です。以下のようにファイルの最後に設定を書き込みます。(10.0.2.2は先ほど確認した Default Gateway になります。)
※私の場合は Ubuntu にも開発用ドメインを設定もしているので「****.dev」のようなアドレスも追加されていますが、必要なければ localhost のみで問題ありません。
7.さぁ、少し長かったですがこれで hostファイルの設定が完了です。このファイルを保存して Windows を再起動しましょう。
次にIEを開いた際には http://localhost/ へアクセスが可能なはずです。
お疲れ様でした。
【おまけ】
Modern.ie を使っていてまず最初にとまどったのですが、キーボード配列の違いから
1.:(半角コロン)
2.@(半角アットマーク)
の入力方法がわかりませんでした。
結論から言うと、
「:」は「Shift + ;(セミコロン)」で、
「@」は「Shift + 2(←テンキーではない方)」
で入力が可能です。ちょっと不便ですが実行テストだけなので覚えておいたほうがいいですね。
(もしかすると日本語化できるのかな?)
【おまけ2】
次に困ったのが「コピペ」です。
そう。Ubuntu上でクリップボードにコピーしたテキストを Windows内でペーストしたい、、、けどできなかったので調べてみると、VirtualBoxの方で設定することでコピペが可能なようです。
手順としては、
画面中央の「一般」をクリックすると設定画面が出てくるので、「高度」タブを選択、
「クリップボードの共有」を「ホストOSからゲストOSへ」にして OKを押せば完了です。
※ちなみにその下はドラッグ&ドロップの設定です。お好みでここも設定しておくと便利ですよ。
以上です。
お疲れ様でした。^^
0 件のコメント:
コメントを投稿