2016-05-19

開発者のブラウザ「Blisk」を使ってみた感想

ウェブ開発をしていて時々必要となってくる要件にPC、モバイルともに対応可能な「レスポンシブ・デザイン」というものが増えてきました。現在はPCが家になく、スマホだけ持っているという人も多くいるため、「モバイル・ファースト」に主眼をおいておられるクライアント様も多くいらっしゃいます。

そこで、今回紹介するのは「Blisk」というブラウザです。
このBliskは「開発者のためのブラウザ」 と銘打っているだけあって、ひとつの画面の中でスマートフォンやタブレットの画面を確認することができるとのことでした。
忙しい時期ですが、業務の効率化を考えて時間を割いて少し体験してみました。


【ブラウザの外観】


必要なものだけが用意されている印象です。余計なものは必要ではない開発者としてはありがたいと思いました。
ちなみに左側からスマートフォンやタブレットを選択するとすぐに画面が切り替わります。
また、左側のエミュレーター部分ではマウスは黒丸に変更されタップやスワイプの動作となります


【操作感】

エミュレーターでよくある表示が遅くなることやひっかかりを感じることはほぼありませんでした。
(私の場合はVirtualBoxで実行したので通常のWindowsでしたらまた違っているかもしれません)

ただ、サイトによっては違うのかもしれませんが、スライダーなどの横スワイプが効かなったことが残念でした。
また、モバイル対応していないページでは通常のブラウザとして利用できるのは好感がもてました。
別のブラウザを開いて検索する必要はありませんので。

もちろん開発者ツールも使えます。



【設定できるスマートフォン/タブレット機種】
  • IPhone 4
  • IPhone 5
  • IPhone 6
  • IPhone 6 Plus
  • Nokia N9
  • Galaxy S3
  • Galaxy S4
  • Nexus 4
  • Nexus 6
  • Nexus 7
  • Nexus 10
  • IPad mini
  • IPad Air Retina
これだけそろっていれば必要なものは揃っているのではないでしょうか。


【今後の開発予定】

これが少し楽しみですが、どうやら以下のように画面のビデオ録画機能を予定しているようです。



 【実行環境】

現在までのところ windows のみしかありませんがMac、Linux版も予定しているようです。


【Bliskを使ってみて】

全体的に使いやすくていいソフトだなと思いました。
モバイル主体の開発があれば利用してみてもいいかなという感じですが、今のところ windows版のみとのことでしたので、私のLinuxの開発環境だといちいち VirtualBox を開かなくてはいけません。私にとってはここがネックになってきそうです。

とりあえずのところはキープですかね。
ではでは〜(^^)



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